書くことでのコミュニケーション

コミュニケーションは、当然ながら喋ることだけが全ての手段ではない。

「書く」ことも重要な手段の一つだ。
特にブログやTwitter、SNSなどのネット上での「書く」機会が
多く出現してからは書くことで自分を表現する人の数も
大幅に増えたんじゃないだろうか。


ただ、インターネット上の「書く」場はその多くが一方的な発信。
双方向のコミュニケーションとはいかない。
書くことが自己満足化してしまい、そこで終わってしまっては
コミュニケーションによって他人との関係性を築くまでには至らない。
自分への戒めを込めて。

 

そういえば、私の「書くコミュニケーション」の原点は手紙だった。
海外留学中には、ほぼ毎日誰かに手紙を書いていて、
返事が届くまでの1、2週間も大事なコミュニケーションの「間」だった。

メールやSNSがやりとりの中心になった最近からすると
大昔の話みたいだ・・・

でも、ここで「書く」練習をしたことが、受け手の顔を想像しながら
たとえ文法的に間違っていても、読み手の心にすっと入っていくような文章の書き方を
考えるきっかけとなり、練習する場となったんだよなあ、と思う。

おしゃべり中毒

イタリア人は喋るのが大好きな人たち。

仕事の場面ですら顔をあわせるとまず、近況報告から延々と始まる。
「スモールトーク」などという範疇には到底収まらない長さである。

 

そんな彼らは1日のうち、寝ている時間以外はほとんど喋りっぱなし
なんじゃないかと思うほどよくしゃべる。

だからイタリアでは携帯電話も大活躍だ。
携帯電話は日本のように「データ通信のためのツール」とは捉えられておらず
純粋に「喋るためのツール」として機能しているように見える。
ある意味、健全といえば健全か・・・。

 

歩きながらでも、バイクを運転しながらでも
(電話を接続できるヘルメットがどうもあるらしい・・・)
「さっき電話してたじゃん!?」という相手にも1日何度でも電話する。
成人した子供にも、母親から1日3回くらいは電話があるらしい。
高速で蛇行している車は、酔っ払い運転ではなく「喋りながら運転」と見て
ほぼ間違いない。

 

すごく怖い顔をして、口角泡を飛ばすように喋っていても
内容は「今日の夜ご飯はリゾットがいい。アスパラ入れてね!」
みたいなことだったりもする。
いや、食べることにも真剣なイタリア人だから、怖い顔して喋っているのか。

 

ここまでくると「お喋り中毒」と呼んでもいいと思う。

そしてそのせいか、人との距離が息詰まるほど近い・・・。

 



 

雑談のススメ

知人に紹介されて、こんな記事を発見。

 

jinjibu.jp

 

この記事の中では「ハピネス」と言われていますが、
生産性を高く保っている状態、ということと同義です。

 

この「ハピネス」向上に貢献する要因の一つが、
なんと「休憩時間にはずんだ雑談をすること」なんだとか!

そして、「ハピネス」を考える際に重要なのが、
個人でなく集団(職場)全体での向上を考えることなのだそうです。
そして「同僚のハピネス」はその人とコミュニケーションを取った瞬間だけでなく
一日中にわたって、周囲のハピネスの上昇にも寄与する。

 

やっぱり「半径5メートル」って重要なんだな・・・と
確信を新たにした記事でした。

あらためて、初めまして

「『半径5メートル最適化』仕事術〜おしゃべりな職場は生産性が高い」という本の出版をきっかけに、このブログもリニューアルすることにしました。

 

簡単な自己紹介をさせて頂くと:

 

・日本生まれの日本育ち

・15才で留学を決意し、そこから高校〜金融会社勤務まで10年をアメリカで過ごす

・帰国してからは
 米系コンサルティング会社で国際会議運営やエキスパート採用
 米系エグゼクティブ・サーチ会社で人事・採用コンサルタント
 日系人材育成起業でプログラム開発、講師、執筆
 などを経験。

・その後、夫の仕事の都合でイタリアへ移住することになったのを機に独立。
 「コミュニケーション設計」のエキスパートとして執筆活動や
 ワークショップ、教育プログラムの設計・開催などをしています。

・ライターとしてはブックライティングのお手伝いをしたり、自分の本を書いたり、
 いくつかのウェブサイトに連載をもったりしています。
 グローリア! 世界の子育て・教育スタイル
 EIKARA 英語を学ぶ人のためのウェブマガジン
 

このブログでは日々の雑感や、職場でのコミュニケーション設計にまつわる話、大好きな美術や映画、ご飯やお酒の話も織り交ぜて行きたいと思っています。

 

どうぞよろしく!