おしゃべり中毒

イタリア人は喋るのが大好きな人たち。

仕事の場面ですら顔をあわせるとまず、近況報告から延々と始まる。
「スモールトーク」などという範疇には到底収まらない長さである。

 

そんな彼らは1日のうち、寝ている時間以外はほとんど喋りっぱなし
なんじゃないかと思うほどよくしゃべる。

だからイタリアでは携帯電話も大活躍だ。
携帯電話は日本のように「データ通信のためのツール」とは捉えられておらず
純粋に「喋るためのツール」として機能しているように見える。
ある意味、健全といえば健全か・・・。

 

歩きながらでも、バイクを運転しながらでも
(電話を接続できるヘルメットがどうもあるらしい・・・)
「さっき電話してたじゃん!?」という相手にも1日何度でも電話する。
成人した子供にも、母親から1日3回くらいは電話があるらしい。
高速で蛇行している車は、酔っ払い運転ではなく「喋りながら運転」と見て
ほぼ間違いない。

 

すごく怖い顔をして、口角泡を飛ばすように喋っていても
内容は「今日の夜ご飯はリゾットがいい。アスパラ入れてね!」
みたいなことだったりもする。
いや、食べることにも真剣なイタリア人だから、怖い顔して喋っているのか。

 

ここまでくると「お喋り中毒」と呼んでもいいと思う。

そしてそのせいか、人との距離が息詰まるほど近い・・・。